町内大会
7月8日、快晴。7時に集まり艇庫から試合用ペーロンを運び出した。海に浮かべておくと木が水を吸って重くなるので試合用は大会の日だけ使うのだ。公民館で三丁目のチームカラー、オレンジ色のTシャツに着替えた。
昨年、優勝しているので船首に優勝旗を掲げての発進である。はたして今回もこの旗を持って帰ることはできるのか、プレッシャーを感じた。
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町内大会に参加するのは北部、じげ(土地っ子のこと)、なかんぜ(中の瀬)、一丁目、かぶと(語源不明)、そして3丁目の5チームだ。開会式があるというので上陸するのかと思っていたらペーロンに乗ったまま挨拶を聞いていればよかった。その挨拶も皆が「がんばってください」の一言だけ。漁師町らしくていい。 |
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打ちこみが数十秒続いたあと太鼓と銅鑼のリズムが変わった。ピッチを落とせという指示だ。少し余裕ができたのでまわりを見ると北部となかんぜのペーロンが抜け出していた。ゴールの数百メートル前から、また打ちこみだ。全力を出してきてからの打ちこみだから苦しい。第1レースは4位でゴール。上位チームとの差は1,5艇身くらいだった。つづくレースでこの差は縮められるのだろうか。 レースは続けておこなわれるのかと思っていたら、間に1時間前後の休息があった。各地区が立てたテントではスイカや豚汁などがふるまわれ、充分に休んで次のレースにそなえる。 |
第2レースは、またも4位。第3レース、僕は降りて他の人が乗ったがやはり4位に終った。
この時点で3丁目の優勝の可能性はなくなった。午後におこなわれる2レースでどこまで挽回できるか、焦点はそこに移った。
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