夏の小動物

付 棚田の側面写真

写真撮影 2002年07月14日

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クヌギの樹液に来たハナムグリとキタテハ.

樹液に集まる昆虫

 落葉樹林に植えられたクヌギの樹液に昆虫が集まっています.写真では右にハナムグリの仲間が,左にキタテハ(蝶)が写っています.多いときは1箇所に5個体のハナムグリが来ていました.

 左側に見えている網は,木の生長で窮屈になって破れ始めた“幹巻き”(移植時に木を保護するために巻く包帯)です.

杭の先端で静止するショウジョウトンボ.

ショウジョウトンボ

 翅以外全身が真っ赤なトンボです(翅の付け根も赤い).いわゆる“赤とんぼ”(アカネ属)とはやや異なる種です.

 他に自然体験ゾーンでよく見られるトンボとして,シオカラトンボ,コシアキトンボ,ウスバキトンボやイトトンボ類があります.

コガネグモとその巣.

コガネグモ

 コガネグモは黄色と黒の縞模様が鮮やかな大型のクモで,“喧嘩ぐも”に用いられるのはこれです.脚の先端の糸にジグザグ模様の白い帯がつけられています.

近縁の種にナガコガネグモ(黄色と黒の繊細な縞がたくさんある)とジョロウグモ(灰色と黄色のやや不鮮明な縞がある)があります.これら3種はしばしば混同されます.長崎ではジョロウグモが多いようです.

 クモやトンボ,カエルのような肉食動物が生息するということは,餌となる動物が十分にあることを示し,さらにその餌となる動植物が十分にあることを示します.つまり,生物が量的にも質的にも豊かになってきた証拠です.

ナガコガネグモを参照

古代米ともち米が植えられた棚田.

棚田の側面写真

 3段ある棚田のうち,中央の段を日見川のほうから見たところです.田植えから3週間経過したところです.

 よく見ると奥にあるイネの葉の色が淡く,手前のイネの葉が濃いのがわかります.前者は古代米で,後者はもち米です.

 

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制作・著作 布袋 厚 2002年