長崎ペンギン水族館自然体験ゾーン

2002年09月の状況(開園1年5か月後)

写真撮影 2002年09月01日

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初秋の動植物
ガマ類の葉が新たに伸びて,青々としている.

棚田

4月からの毎月の変化(定点写真)

 上段(奥)と下段(手前)を覆っているガマ類の葉が7月の開花のあと,さらに伸びています.そのため,中央段のイネが隠れて見えなくなっています.

 中央の段のイネには穂が出ています.園路側に古代米,日見川側にモチ米,水際沿いにウルチ米(ヒノヒカリ)があります.それぞれ特徴があって,実物を見ると一目で区別がつきます.

 ガマの下にはヒルムシロ,コナギ,クロモなどが広がっています.また,水際近くでは移植したハッカオモダカが増えています.

 8月の間カダヤシに押されていたメダカが9月に入って勢力をやや回復してきました.メダカの稚魚も見られます.今年はカダヤシの捕獲をほとんどやってないのに,昨年よりメダカが多いようです.おそらく,ガマ類が日陰を作り水温上昇が抑えられたことや,クロモやヒルムシロといった水草が産卵場所や稚魚の隠れ場所になったことが関係していると思われます.

下草が一段と密生し,深いやぶになっている.

落葉樹林

4月からの毎月の変化(定点写真)

 クヌギの状態は夏の間ほとんど変化していません.樹液にはヒメスズメバチがたくさん集まっています.このハチは腹の先端が黒いので,離れたところからでも簡単に他の種と区別がつきます.アオモジやヤマハゼが一部紅葉して,葉を落としています.

 林床ではカナムグラが一段と繁茂しています.その中でコオロギ類が鳴いています.草を積み上げたところではカブトムシの幼虫が多数発生しています.

イネ科植物が増え,豊かになってきた..

小川

4月からの毎月の変化(定点写真)

 前日の台風により,ダンチクが倒れて,覆い被さっています.岸ではイネ科植物が増え,7月よりも裸の地面が減っています.

ヒシが盛り上がり,その中にイネ科植物が進出してきた.

4月からの毎月の変化(定点写真)

 手前のほうでヒシが水の栄養分を吸収して大きく育ち,互いに押し合って,水面から盛り上がっています.手で拾って裏返すと“ひしの実”を見ることができます.右側から進出してきたイネ科植物がますます伸びて,ヒシの間から姿をあらわしています.

 池といいながら,沼の様相を強めています.

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制作・著作 (C)布袋 厚 2002年