海星乗船記
日本セイルトレーニング協会の帆船・海星(180t)に3日間乗った。
帆船トレーニー、初体験の記。
01年9月28日
横浜の大黒埠頭に係留中の海星に乗船。
トレーニーは6人と少ない。乗組員は船長
以下4人、それにトレーニーを指導するイン
ストラクターとワッチリーダー、コックさんを
手伝うクックスメイトが加わり総勢13人で出
港した。
さっそく舵をとらせてもらった。船長のカワさ
んの指示どおりに舵の角度を変えていく。
港を出てまもなく帆走を始めた。機走してい
る間はどうということもなかったが帆走にな
ったとたんに舵が思い通りにいかなくなった。
指示された針路になかなかもっていけない。
言われた針路になったと思えば、すぐにずれ
ていく。要領がつかめないまま、他の人と交
代した。
安全ベルトの使い方などの説明の
あと、さっそくマストに登った。
はしごを登っていくのと変わらないが
途中にある見張り台を越える時には
背中が下になるオーバーハングとな
る。さらにマストから水平に伸びるヤ
ードで帆を固縛してあるロープをほど
いたりする時の足場はロープ1本とな
り慣れないうちは体がグラグラした。
ヨットでは帆の操作はデッキからでき
るが、帆船ではそのたびにヤードまで
登らないと帆を広げたり巻いたりでき
ない。マストから降りたあとは、ロープ
をひいて帆を広げたりする作業が待っ
ていた。トレーニーの数が少ないこと
もあって、なかなか大変だった。
海星には15枚の帆があるが、今日開
いたのは5枚だけ。
マストの高さは30メートル、カメラマン
には笑顔を見せたつもりだったが…。