TASAKI OSAKA CUP 2003 Past BBS TOP

2003年 4月27日 07時38分19秒 所要時間41日22時間38分19秒で無事フィニッシュしました












みなさん応援ありがとう
クルーザークラスC2位でフィニッシュしました


2003年 4月23日07:30 27°41N 138°15E  艇速6.5kt 針路330°

アマチュア無線による電文
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昨夜フォアスティが切れセールが墜ちた、セールは回収した。
現在インナージブと2ポンリーフしたメインセールでコンパスコース330度6.5ノットで帆走中
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tnx fer JA6ARM es シーガルネット各局

07:26JST さらくのポジション


15:15 28°28N 137°45E  晴れ 風SE4 気温24° 湿度50% 艇速6kt 針路330°

-***-
夜になって、風が向かい風になった頃、フォアステイが切れて、ゼノアやファーラーが海に落ちた。
幸い波が無かったので二人でゼノアとファーラーを船端に持ち上げることができた。
そして、インナーステイにジブを上げ7ノットで北上した。
今日、午後になって天候が回復し現在ワンポイントリーフで北に向かって帆走中。
とりあえず、現在の状態で大阪まで帆走する予定。
*-*-*
TNX JA6ARM

18:00JST さらくのポジション

2003年 4月20日14:45 22°10N 140°46E 晴れ  艇速7kt

JA6ARMの助けでJG6JAVが交信
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昨夜よりエンジンが動かない。
パソコンも依然復旧せず。
波は昨日に比べると高くなく安定して帆走中。
*-*-*
電力温存のため短時間で交信終了
信号が弱くて聞き取れないところがあったがスキッパー神田は元気そうであった。
エンジントラブルもパソコントラブルも今のさらくには重大な問題ではないと思われる。
4月27日大阪フィニッシュ予定。
クルーザークラスCの3艇は、鍔迫り合いを続けており、さらくが僅かにリードして一番手。
de jg6jav

17:00JST さらくのポジションそろそろ小笠原諸島沖


2003年 4月19日16:00 19°44N 142°10E 晴れ 東の風10m 波高3〜4m 艇速6.5kt 針路340度

アマチュア無線による電文
-***-
17日昼頃グアム島の北にあるロタ島沖を通過。台地状になった大きな島だった。
8マイルぐらい離れて通ったが、ブランケットを僅かに感じた。
この辺りから波が高くなり、ハッチを開けていると波が打込んでくるので、開けていられなくなった。
このところの晴天続きの影響なのか船内に湿気がこもって非常に居心地が悪い。
高い湿度のせいかパソコンが使えなくなった。ただいま乾燥剤を入れた箱の中にパソコンを入れて養生中。
船内では、ロイヤル石津ヨットクラブからもらった団扇が手放せない。

既に「ルル」などのフィニイシュの知らせを聞いたが、我等クルーザークラスCの3隻は、お互い100マイル以内の所で、競い合っている。

今日も、ゼノアを上げないで、ストームで走っている。ゼノアを上げれば、平均艇速は0.5から1ノットは速くなるが、傷んでいるフォアステイへの負荷を考えると慎重にならざるをえない。
なるべく波に逆らわず風と潮に乗って滑るように行くしかない。

この風だと「ルイーズ」にリードを許すだろうが、風速7メートル以下なら、ゼノアを使って彼らと対等に競い合えるだろう。

今日、船内の時計を日本時間に戻した。日本がぐっと近く感じられるようになった。
*-*-*
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  TNX JA6ARM
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18:00JST さらくのポジション


2003年 4月17日14:45 14°25N 144°52E  

アマチュア無線による電文
-***-
グアム島とロタ島の間を通過。
潮の流れに乗って、コース340度へ5.5ノット。
2日ぐらい前から、デイランは170マイル。
気温30度を超えてむし暑い。
パソコンの画面が見えなくなって、使えなくなった。
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  TNX JA6ARM
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21:00JST さらくのポジション


2003年 4月16日 09:30 11°05N 146°48E 晴 1015hPa 東の風8〜10m波高1.5m 艇速7kt 針路330° 

昨日からの安定した東よりの風が吹き続けている。
150%ゼノアと2ポンリーフしたメインで帆走中。
時折12mくらいまで強まる時はナンバー3(100%ジブ)が欲しいと思うがないものねだりしてもしょうがないので、風下へ逃げたりしながら走っている。
昨日のロールコールでは、ルイーズが先行し、さらくが二番手、ブーツが三番手にいる。
ルイーズはもともと大きさが1クラス上のヨットだが、クルーザークラスCで出場するため少し短くした改造艇だ。自力のスピードではさらくやブーツを上まわって当然だろう。
2日くらい前だったか、オープンクラスのマーベリック2がゴールしたそうだが僕らのレースはまだ続く。

- 節電 -
エンジンの調子が悪かったので半月くらい前から夜間は徹底した節電を始めた。室内灯は使わないでヘッドランプを使い、コックピットにある4個の計器の内照明を点けるのは風向計だけにした。アマチュア無線の出力は20%まで抑えている。この努力でバッテリーの容量に余裕ができた。

- エンジン -
デコンプレバーを使えば始動でき、エア咬みさえなければ数時間は回せる。しかしエア抜きの部分から燃料が少量だが漏れて船内が軽油臭くなる。オイル漏れは詰め物をしたりして止めることができた。

- 食料 -
昨日数十個有ったオレンジが無くなった。やはり数十個有ったリンゴも残りが二個だけになった。果物は缶詰がまだ有る。米は無洗米が十分に有る。水は150リットルくらい有るので十分だろう。野菜や肉類は缶詰食品がある。チョコレートなどは暑い所での消費が少ないのでまだ十分に有る。
お酒は一日に一二杯くらいしか飲まないのでまだ有るが、到着まで持つかどうかは判らない。

アマチュア無線による電文
-***-
14:45のポジション 11.38N 146.21E
台風2号(くじら)をやり過ごし、後ろ側の良い風を掴んでデイラン170マイル程度伸ばしてします。
エンジンのオイル漏れは問題無くなったが燃料が少なくなってきた。
艇体、乗員とも問題なし、武田くんはスリムになった。
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  TNX JA1HOU
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11:00JST さらくのポジション


2003年 4月15日 15時 北緯09度17分 東経147度57分 曇 東の風8m 波高1.5m 艇速7.5kt 針路320度

ゼノアと1ポンリーフメインで帆走中

昨日未明南西の風が強まる中北東へクオータリーで走っていたがうねりも大きいうえに風が15mを越えだしたので3時のワッチ交代の前にメインセールを降ろすことにした。武田君には早目に起床してもらって、まずストームジブを降ろしてから2ポンリーフしていたメインを降ろして固縛した。真っ暗な中で波しぶきを浴びながらの作業だった。

再びストームを上げて15m以上吹いても大丈夫の体制とした。その後、風は強まらず10m止りだった。
こうなるとストーム1枚だと波にゆらゆら揺られてスピードは出ないしいいところがない。

台風があるため北上を避け、レース参加艇で同クラスのルイーズが避泊している小島へ向かった。周りにリーフがあるため、東経141度20分5秒を真北に向かった所にある水路に入らなければならなかった。南風で大波が立つ中を二つの島の間にあるその水路を通過したがヒヤヒヤものだった。最も浅い所で水深4m弱で水の色が違うから浅いことが判る。

リーフの中は波はなかったが浅瀬だらけで、ルイーズも安全なところに錨泊しているようには見えなかった。
アンカーを落としてみたが走錨してしまうのであきらめて外海へ出た。
ルイーズは3日前から台風を避けるため錨泊しているとのことだった。
もう一隻の同クラス艇ブーツも少し北にある小島に錨泊したことが昨日のロールコールでわかった。
僕らは、このあたりの避難場所としてはトラック島くらいしか知らず、甘さを思い知った。
夜はストームジブ1枚でゆっくりと北西へ走ったが幸い風は強まらなかった。

今朝は風も波も治まってきたので6時からゼノアを上げて艇速を上げ、スライダーの修理をしてからメインセールを上げた。
北西へ針路を取っているので、左側に台風の中心につながる厚い雲、右側に晴天域を見ながら走っている。
台風のおかげでクルーザークラスCの三隻がほぼ同じあたりに集結し再スタートしたことになる。


2003年 4月13日15:00 北緯06度33分 東経150度00分  晴れ 西の風10m前後 波高1〜3m

アマチュア無線による電文
-***-
今日は未明からスコール雲の発生が多く、その間を縫って走った。
スコール雲の中に入ると、突風や叩き付けるような襲ってくるので、なるべく中心に入らないように避けて走る必要があるが、それがなかなか難しい。
 
午前から午後にかけても、スコール雲は非常に多い。
おそらく台風の影響でそこらじゅうでスコール雲が発生しているものと思われる。
それらがよこした波がそこらじゅうで三角波状態になっていて、非常に走りにくい。

「さらく」は、これ以上北上はせずに、しばらく西に走り、台風が去ってから北へ進路を変える予定。

いずれにせよ、数日間は、非常に荒れ模様の天気になることを覚悟している。
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  TNX JA6ARM
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19:00JST さらくのポジション ここをクリックして下さい


2003年 4月11日 10時 北緯02度51分 東経151度3分 西の風3m 晴 33℃ 北東から1mのうねり
船内は蒸し暑いのでドックハウスの上にあがってライフラフトを机がわりにしてパソコンをたたいています。
昨日から赤道直下らしい穏やかな天気。それまでは曇や雨が多かったのに一変した。しかしちょっと風不足。昨日から夜も昼もフルメインとゼノアでようやく4ノットくらいのスピードだ。

今日は皆さんに船内の生活を紹介しよう。
以下は昨日僕がしたこと。


マストにとまったセミ

00:00
30分前からエンジンを回すためエア抜きをして、ワッチ中の武田くんがエンジンスイッチを入れたところでデコンプレッションレバーを操作して始動。充電のため高速で30分回した。1時間前から無風だったが北へタックしてしばらくしたら西風が出てきたのでそのまま3時まで走った。風が北へ振れてきたのでワッチ交代の時にタック、武田くんには西へ走ってもらう。

06:00
ワッチ交代の時にタックし再び北へ船首を向ける。バウデッキにインナーフォアステイとストームジブがセットしてあるのでタックの時には一人がゼノアを反対側へかえすためバウデッキまで行かなくてはならない。

07:00
風が落ち着いてきたので朝食。シリアルにロングライフ牛乳をかけたものと、タコス風のものを軽く焼いたものでオイルサーディンやチーズを巻いて食べる。以前はクラッカーが多かったが今はこれがお気に入りだ。

08:30
長崎のアマチュア無線局から熱帯低気圧の情報を報せてもらう。台風に発達しそうでさらくから600マイルくらい東にあるため動きに注意している。

09:00
ワッチ交代だがファーラー修理のためマストトップに登ることにした。武田くんにハリヤードを引いてもらいながらボースンチェアーを使って登った。結果は残念、フォアステイのワイヤーの一部が切れていてファーラーとしては使えないことがわかった。ゼノアを使う時には大きな負荷がかからないように注意しなければいけない。

10:00
汗をかいたので水浴び。水温31度の海水をバケツで汲んで浴びるだけのことだが、これが気持ちいい。仕上げは1リットルちょっとの真水で体を拭くだけ。あとは着ていたものをロープに通して船尾から流しておけば海水がきれいにしてくれる。

10:30
タック。

11:30
キャビン内の掃除。エンジンからオイルや燃料が漏れるので汚れた。穏やかな日にはビルジを出したり船内を掃除しないと不潔になりやすい。
ワッチ交代前に食事。缶詰野菜と缶詰肉を炒めたものと前夜炊いたご飯。

15:30
アマチュア無線で交信

16:00
ダーウィンRSMCから気象ファックス受信。風の予報に関するもの。

17:30
ヨットレースのロールコール(定時連絡)。

18:00
ワッチに入る。久しぶりにきれいな夕焼けが見られた。スティビーワンダーのCDを聞きながら。

19:00
オートパイロットのスイッチを入れて、武田くんがつくったちらし寿司、ポテトサラダで夕食。さらくのシェフは腕がいいのだ。

21:00
ワッチ交代0時まで眠る。

昨日はマストに登ったりしたのでいつもよりは忙しかった。オートパイロットは休憩の時以外はほとんど使っていない。これら以外にもバッテリーのチェック、海図への記入、こわれたものの修理などいろいろやることがある。


JST08:00 さらくのポジション

2003年 4月10日14 :45 北緯01度34分 東経151度30分  

アマチュア無線による定時連絡
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気温33℃ キャビンの窓を開けても暑い。
うちわであおいでいる。
汗がぽたぽた落ちてとてもメールを書く気になれない。
海は穏やかで西の風風力2〜3。
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  TNX JA6ARM
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2003年 4月 9日 9時 北緯00度19分東経152度00分 晴 1011hpa 32℃ 西の風6m 艇速6Knot 針路330度
7時55分赤道通過、赤ワインで乾杯する。
メルボルン出航以来23日目。これまでに走った距離2,900マイル。大阪まで最短距離で2,340マイル。よくここまでやってこられたと自分でも思う。しかし、まだ中間点にすぎない。気を引き締めて行きたい。

昨夜はワッチの時に叩き付けるようなスコール。目を開けて居られないほどの雨だった。これは、南半球にもう来るなということか、それとも水をやるからまた来いという天の声か。


赤道通過記念仮装大会 赤道のカウボーイ(スキッパー神田)

先日の雷雲の下では風は大したことがなかったが、猛烈な雨でバケツを出して置いたただけで40リットルも水が採れた。それ以来雨男になってしまった。

一昨日夕方のロールコールでブーツ(Boots)を追い抜いたことを知った。いつも位置の報告だけをするブーツが珍しく雷雲と無風に悩まされていると話していた。さらくも少し離れた場所にいたらもっと散々な目にあっていたかもしれない。昨日は、既に60マイルもこちらが先行していた。ブーツの安航を祈りたい。

昨日はソーラーで発電した電気がバッテリーに来ていないことが判明し調べたら断線しているようなので電線を交換した。スターンの狭いラダー室に潜りこみ、配線をしなおすのに一時間くらいかかった。これでバッチリ充電できるようになったので安心だ。


赤道はあっちだよクルー武田

エンジンがエアをかんで停まってしまうので今朝2時ごろ武田くんがエンジンの所で調整しながら1時間回した。夜間は、充電のために30分はエンジンを回していたいが二人がかりやっと回している状態だ。

今はストームジブとフルメインで走行中。おかしな組み合わせだがファーラーが使えないのでゼノアかストームジブかという両極端になってしまう。さらく(J37)は、ダウンウインドの時スピードが出る船なのでストームでも風向きによっては6〜7ノットは出せる。しばらくは、これで先行するヨットに離されないようにして行きたい。これからは同クラスのルイーズ(Louiseオーストラリア艇)が目標だ。

『追い抜いた時の写真を撮れと言われたが、広〜い海のこと競争相手は遥か彼方で見ることはできません。そこが外洋ヨットレースの寂しさ。ヨットの上から眺めることができるのは、せいぜい周囲四五マイル範囲なのです。無線で競争相手の位置を知って抜いた抜かれたと一喜一憂することしかできないのが外洋レースの宿命です。でも、ちょっと気を抜いていると後ろから追いつかれるし、速く走らせる様に努力すれば遥か彼方の競争相手にもいつか追いつくチャンスがある。大自然も相手だし、僕たちは決してノンビリと走っているわけではないことは強調しておきたい。』 
※陸クルー注: そりゃそうだ、能天気な注文でした。でも彼は見えていたら必ず撮っていたことでしょう。

2003年 4月 7日 9時 南緯3度52分 東経153度49分 曇|雨 気温30度 水温31度 船内湿度70%

この数日間は無風になったり土砂降りになったり、半日くらいいい風が吹いたりと変わりどおしの毎日だった。
吹いたあと無風になると波だけが残り、船はフラフラと揺れつづけるしセールはバッタンバッタンと平手打ちを食らわされるような音を立てつづけるし、ウンザリする。
5日の夜、無風になった時に巻き取ったジブファーラーが開かなくなった。
仕方がないので一晩中、メインだけで数ノットのスピードで走った。
先行する同クラスのレース参加艇BOOTSまで20マイルくらいの距離にいたのに残念だった。
翌朝、ジブを降ろして下部のドラム部分を調べてみたが異常なさそうだった。
ウネリが大きくマストに登れないので150%ゼノアとして使うことにした。
夕方まで6から7ノットで快調に走ったが夜になって前方に雷雲があることがわかり、暗くはなっていたが急遽ゼノアを降ろした。
大きなゼノアをあげたまま20ノット以上の風に見舞われたらどうなるか想像するだけでも恐ろしい。
武田くんがバウデッキの作業に慣れているので、こういう時には助かる。
今朝はニューアイルランド島の東にあるFeniという島の沖合い5マイルを通った。
曇ってはいたが森の緑が見えた。
こんなに陸地の近くを走るのはオーストラリア以来なのでうれしかった。

エンジンからのオイル漏れはなんとか対処できるようになった。
またエンジンを回していると、どこかからエア漏れがあるらしく止まってしまうがこれもスロットルの調整で止めずに回しつづけることができた。
これで何とか走りつづける目途が立ったので少し安心している。
あとはいい風が吹いてくれさえすれば、明日か明後日には赤道通過。


さらくのポジション


2003年 4月 6日14 :45 南緯5度16分 東経154度06分  ブーゲンビル島北端あたり 

アマチュア無線による定時連絡
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気温32度 水温32度 風200度(南南西)から風力 4〜5m 艇速6.5ノット
潮の流れに乗って7.5ノットぐらいで帆走中
天気BC 気圧1008hPa

昨夜からメインだけで走った。
5時30分、ジブファーラーを降ろしたが回らない。
その代わりに、ゼノアーを上げている。
疲れた。
4時の気象図を取って、元気があれば、Eメールを出す。
エンジンは30分ぐらいしか回せない。
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マストに多分登った後みたいでとても疲れた声。
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  TNX JA6ARM
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2003年 4月 5日14 :45 南緯6度28分 東経154度31分  曇り 西の風5m 波高3m時化

アマチュア無線による定時連絡
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ジブファーラーを回したが、回らなくてジブセールが出てこない。
低気圧の周辺にあり,風が強すぎて、メインセールを2段に小さくして、ジブなしで、ブーゲンビル島西方40マイルを2から3ノットで、北上中。
ジブファーラーが出ない原因は上部のようなので、波風がおさまったら、マストニ登って直したい。
今は、波風があるので直せない。

昨日エンジンを30分回して、バッテリーの充電をした。オイル漏れは、根本的には直せないので、ありあわせのものを詰め込んで止めた。
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天気図をとる時刻が近づいたので、5分で交信終了しました。
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  TNX JA6ARM
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2003年 4月 4日14 :45 南緯7度27分 東経155度13分  アマチュア無線で送信

エンジンのクランクシャフトからのオイル漏れがあり、バッテリーが充電できない。なんとか直したい。

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バッテリー消費を押さえるため、短時間で交信終了
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  TNX JA6ARM
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2003年 4月 2日 14時半 南緯9度16分 東経154度58分 曇り 艇速4ノット 針路320度

海昨夜はフルメイン、フルジブでスコールの中を快走していたが今朝4時ごろから無風状態になった。
同クラスの競争相手のブーツ(オーストラリア)が40マイルくらい先にいるので追いつきたいところだが、これではどうしようもない。

メインシートの捩れを直したり、ウインチにグリスを塗ったりしていたら12時ごろようやく風が出てきた。
今は時々5ノットまでスピードが上がるようになってきた。
マッドマックスが座礁したロッセル島沖は昨日通過してきた。
といっても30マイルも離れていたのでまったく見えなかった。

たまにはレース参加艇と並んで走りたい。
追い抜かれるのはゴメンだが。


2003年 4月1日 9時半南緯11度46分 東経155度2分 南東の風8〜10m曇り 30度 艇速7ノット 針路350度

長崎を出航以来三ヶ月以上が経った。
長かったような短かったような三ヶ月だった。
とても書ききれないような経験をしてきた。
あと一月弱大阪に着くまで気が抜けない航海が続く。

昨夜は小さな低気圧の中を通過し雷雨や15mくらいの突風があった。
昼過ぎに無線で取った天気図には表示されていなかったが雲を見て荒れてくる予測がついたのでメインセールを2ポンリーフしたりハッチを閉めたりしておいた。
しかし、武田くんが夕食を作っていたのでヒールさせないように走ったりしていてジブファーラーを小さくするタイミングが遅れた。

風が強くなってからの作業になったのでジブシートがからんだりライフラインのピンが飛んではずれたりした。
荒れてくると思ったら早めの対応が大切だ。

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   以下は、アマチュア無線を使って声で送られてきたものです。  
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 4月1日、日本時間で、15時過ぎですが、現在の位置は南緯11度02分、東経154度58分、ちょうどサンゴ海からソロモン海へ入ったところです。 ただひたすら北上を続けております。

 天候は晴れです。
さきほどスコールがありまして、バケツに水をためて体をふきました。真水が不足していますのでスコールはありがたいです。
 真水が不足しているといっても、この船で300リットルの水を積めまして、現在50リットルから60リットルはあります。真水を節約して、汗なんかかいたときは海水シャワーと称していますが、海水をかぶってそれで、最後に真水で濡らしたタオルで体を拭く、そういったことで、暑さしのぎの方をやっています。

海水温度は、すでに30度以上あります。ですからかぶってもまったく冷たくなくて非常に気持ちがいいのです。
 船内の生活は、私たち二人で船を走らせていますので3時間交代でワッチ体制を組んでいます。
午前零時から3時が私の担当で次の3時から6時がクルーの武田君の担当これを順繰りに繰り返しています。
 食事はどんなものを食べているかといいますと一日一回米を炊きます。
夜はご飯を炊いて、料理の得意な武田くんがおかずを作ってくれます。
朝は割と軽く、シリアルと牛乳を摂ります。
昼は前夜の残りとか、ラーメンとか焼き蕎麦、あるいはホットケーキを焼いて食べたりします。
そんなことをしながら、なるべく食生活に変化をつけながらやっております。
 アルコールはあまり酔っ払うわけにはいかないので、ワイン少々、いただきものの焼酎とか日本酒を少々飲む程度で我慢しています。もちろん、冷蔵庫は残念ながらありませんので、冷たいビールは飲めません。大阪に着くまで、冷たいビールはお預けと言うことです。
 このようにいろいろ不便の多い生活ですけれども、いろいろ船をどうやって早く走らせるか、どうやって安全に走らせるか、いろいろやることが多く、結構忙しい生活を送っています。
 今日はヨットの生活について、お話しました。
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 交信筆記 JA6ARM(酒井様) TKS FER UR SUPPORT
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2003年 3月31日 9時南緯14度19分 東経155度9分 南東の風8〜10m 晴れ32度 艇速7ノット 針路350度 

昨日0時から24時までのデーランは171マイル。
7〜8mの南東風をスピンに受けて快調にとばした。
しかし、先行艇も同様に走っているようで距離が縮まらない。
各艇の位置は夕方の無線連絡でわかるようになっている。
夜になって風があがり、まだ吹き続いている。
今日はスピンをあげるのを見合わせているが、それでもよく走っている。
先行艇の中には無風海域に入っている艇もあるようなので少しでも距離を縮めたいところだ。

3月も今日で最後。無線で聞いたところでは長崎では桜も散り始めているとか。
距離的には全行程の三分の一以上を走った。
これから赤道付近の無風帯などが待ちうけているがなんとか船を大事にしながら完走したい。

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   以下は、アマチュア無線を使って声で送られてきたものです。 
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 ヨット「サラク」のスキッパーをしています。神田です。
 ただいま3月31日、日本時間の14時45分です。
現在地は南緯13度36分東経155度07分のサンゴ海のもう北方にあたりますがサンゴ海の中を北上しています。

 衛星電話の調子が悪くなったため、航海日誌がメールで送れなくなり、そのためJA6ARM酒井さんを通じて、声のレポートを送らせていただいています。

 一日半遅れでスタートした私たちですが、風にも恵まれ、それから二人の努力によって、現在19艇中おそらく15位ぐらいのところを走っていると思います。

 バス海峡では、また時化に見舞われたり、それからエンジントラブルがあって、緊急入港した港で半日間エンジンの整備をしたりしてそれで、先行するみんなに追いついて最初はオーストラリアの東海岸沿いを通るコースを取りシドニーの南方まで沿岸3から4マイル離れ、そこから南へ流れる海流を避けるためにオーストラリアの東海岸から100マイル離れたところを北上してきました。

 航海は、ほぼ順調に走っています。この四五日は日中はスピンを上げて、夜間は・・・・で、速力7から10ノット、デイランは173マイル走ることができました。
 今日はやや風が強いので、スピンを上げるのを見合わせました。ただ、メインだけでも7ノット前後で走れます。

 毎日の無線連絡でレース参加艇の様子を知ることができます。・・・(一文抜け)・・・

 これからのコースは、パプアニューギニアのニューアイランド島とブーゲンビル島の間の水道をとおる予定です。どのコースを通るか設定して、この島の間を通る予定です。

 数字的に、このレースは5500マイルあると言われますが、もう既に2000マイル近くを走りました。大阪到着は四月下旬になると思います。それまで安全を保ち完走したいと二人とも願っています。
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   交信筆記 JA6ARM(酒井様) TKS FER UR SUPPORT
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2003年 3月27日 12時 南緯24度22分 東経156度38分 南東の風 7m 晴れ 艇速7ノット 針路350度 


スピンラン(26日撮影)

昨日から日中はスピンを使用。

アフターガイのブロックがとんでしまうアクシデントもあったが最高速力9〜10ノットで今日は快調にとばしている。

エンジンのクランクシャフトからオイル漏れあり。幸い予備オイルが6リットルあるので減ったら足していくようにしてしのぎたい。


2003年 3月25日 15時 南緯29度7分 東経156度7分 南東の風 7m 晴れ 波高50p 艇速7ノット 針路350度

海水温度が26度、気温は28度まであがった。
レースに入ってから初めて、2人とも海水で洗髪し体を洗ってスッキリした。
昨日からのデーランは156マイル、この船としてはいい方だ。
北向きの海流に乗っているため艇速があがった。
天候が安定してきているようだ。この風が少しでも長く吹き続いて欲しい。


2003年 3月24日 8時半 南緯32度4分 東経155度3分 南の風6m 晴れ 波高1m  艇速5.5ノット 針路30度

風が落ちたので5時にメインとジブをすべて開いた。まだ海流から脱しきれていないようで艇速がのびない。
もう少し沖出しする必要がありそうだ。

天気が良くなったので二人で船内を掃除した。
水温が25度以上になった。冬から一気に夏になったようで、朝から短パンにはきかえた。
昨晩は凪いできたので武田くんがお好み焼きをつくった。それも肉入り!塩漬けにした肉をうまく料理に使うのは彼の得意とするところだ。

無線で浪速が苦労されているようすを知った。一昨日のシケを海流の真っ只中でむかえたようなので波もかなり高かったのではないだろうか。う。


2003年 3月23日 10時 南緯33度59分 東経153度11分 南東の風10m 曇り 波高2m
バス海峡東部でシケにつかまり一昼夜もまれたが、ストームジブ一枚で走り貫いた。しかしエンジンのインペラを回すシャフトからかなりの水漏れがあることがわかったのでやむをえず近くのイーデン港に入港することにしたがエンジンが過熱する可能性があるため帆走で入港した。ちょうどいい所に作業台船が係留してあったので、そこにつけてほっとして時計を見たら午前3時半(オーストラリア東部時間)だった。


イーデン港に修理のため入ったレース参加艇(21日撮影)

朝になって港をみわたして驚いた。ほかに4艇もレース参加艇が入港していたのだ。
それぞれ、シケでダメージを受けた様子だった。幸い、私たちは半日で修理を終わり午後に出航。
南へ流れる海流を避けるためしばらくは岸よりのコースで走り、昨日から40度の針路で沖出ししている。
海流と南よりの風がぶつかり波の悪い海域を走りつづけてきたが、ようやく脱出しつつある。
波をかぶり合羽がかわく暇なし。時折雨も降り船内の湿度が高い。
他の艇も苦労しているはずだ。
ここはがんばりどころだ。


2003年 3月 18日 8時(JST) 南緯38度58分 東経145度44分 晴れ 気温24度 北北東の風7m
インスペクションでヨットの復元角度の数値がレース委員会の要求する数値にとどかなかったため一時はレース参加が危ぶまれた。ヨット設計者であるロドニー・ジョンストーンにメールで質問すると翌日詳しいアドバイスが届き、急遽鉛160kgを船底に固定することになった。経験豊富な船大工さんのおかげで半日でその作業を終えることができた。ところがレーススタートの15日にはイパーブのIDを証明する書類がないことが問題になり再び参加が危ぶまれた。この問題はヨット浪速でも同様で私たちはスタート直前まで右往左往することになった。詳細は割愛するが、日本とオーストラリアでのイパーブ登録システムの大きな違いがこうした問題を生じさせたことは間違いない。


スキッパー神田   クルー武田

しかしいずれの問題も委員会の方々の協力により解決することができレース参加が可能となった。

ところがわがさらくは、エンジンとバッテリーの不調のため15日に一旦スタートしたもののマリーナに戻り修理を余儀なくされた。これらも短時間で解決することでできてレースフリートに送れること1日半で再スタートができた。

これもレース委員会の小林さんをはじめとする日本側スタッフの協力とオーストラリア側スタッフの皆さんの援助の賜物ありがとうございます。

さらくは昨日夕方フィリップ湾を出て凪のバス海峡を東に向けて航行中。明日は寒冷前線の通過が予想されるので慎重に行きたいと思っている。二人とも元気でやる気満々、長い航海を安全第一で乗りきる決意だ。


Past  2003.02.01. 〜 2003.03.14 

当ページは神田氏からのインマルサットによるメールをもとに\Kama(JG6JAV)が編集更新を行っています。

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