水辺の風景


ベトナム社会主義共和国・ホーチミン市へ’01年8月下旬に旅行した。
残念ながらヨットではなく仁川経由の飛行機で行った。
一緒に行った人のコネのおかげで普通では行けない所を見ることができた。









サイゴン川の支流沿いにある
1区のスラム街。川は南シナ海から
上流へと網の目のように広がり
クチなど旧「鉄の三角地帯」を通って
カンボジア国境までつながる。


こうした川沿いのスラムは、以前スハルト時代の
ジャカルタでも見たことがある。新しいべ
ニヤ板を使っていたのが印象に残ってい
るが、そこはその後、強制的に撤去され
たと聞いた。
ここのスラムの建物はどれも古く、かなり
以前からあるものだろう。
川の上というのは地方から出てきた人達が
土地を買えなくても手っ取り早く家を建てら
れる場所だ。



家の人に写真を撮らせてくれと頼むと、大
急ぎで片づけ始めた。このおばさんは、ここ
で生まれ育ったという。廃品回収業をやって
いる。パソコンはもらって来た物で置いてあ
るだけだと言っていたが、今ごろは電話回線
が繋がっているかもしれない。以前から電気は来ている。
床板の下の川はドブ臭かった。
私服の公安氏と地元の役人が同行した。




同じ家。新品のバイクがあった。働いて貯金
した金で買ったと言っていた。市内には驚異
的な数のバイクが走りまわっていたが、その分、
ジャカルタにくらべてバスや車の数が
少なかった。




むかえの家。カレンダーを壁紙代わり
に使っている。
来年までには、このスラムは取り
壊され、川沿いに公園がつくられる
計画があるそうだ。住人が移り住むための
アパートも建設中とのこと。
しかし、住人の仕事のこともあるし
スンナリいくかどうか。