西海パールシーヨットセーリング('03.09.26) BBS TOP

西海パールシーリゾート

遊覧船パールクイーン

大型客船あすか

ヨットセーリング中


風が強かったので
ジブだけでセーリング
 長崎県佐世保市にある西海パールシーリゾートは、アメリカ海軍と海上自衛隊がそのほとんどを使用している佐世保港から西へ山一つ隔てた所にある。
 西海国立公園の一部である九十九島観光の拠点となっていて、全国から大勢の人たちが訪れる。メインの観光ルートは、島々の間を走る遊覧船に乗ってから、船の博物館や水族館が入ったパールシーセンターを見るというコースだが、ここで8年前からヨットセーリングを営業している人がいる。佐々木隆弘さん、61歳だ。地元の造船所で働いていたが脱サラしてヨットで日本一周したあと、イギリスのRYAでヨットマスターの資格を取りセーリングとヨットスクールの仕事を始めた。初めのころはお客さんも少なかったため、元造船マンの経験を活かしてポンツーンをつくったりの「アルバイト」もしたそうだ。ここ数年はヨットセーリングのお客さんが増えて、使うヨットも1隻では足りなくなってきた。今ではオカザキ・ブリアント36とオカザキ40の2隻を常時用意しているほか、春と秋の修学旅行シーズンには知り合いのヨットの加勢を求めるほどになった。
 僕も8月からここでヨットセーリングを手伝わせてもらっているが、想像以上にお客さんたちが喜んでくれるのに驚いている。ほとんどの人たちが遊覧船に乗りに来た人たちだが、ヨットにも乗れることを知って乗船を申し込んでくる。ヨットには初めて乗るという人たちが多い。ただ乗るだけではなく、ラット(舵輪)を持ったりロープを引いたりしてセーリングを体験できるのも人気の一つになっている。
 ガイドする立場から言うと、初めのうちは浅瀬や暗岩が多いこの海域で素人にラットを持たせるのはかなり怖かったが、危険な場所や風向などの状況を自分でよく把握したうえで客に操船の仕方を説明しておけばある程度はまかせても大丈夫ということがわかってきた。
 大小の島々に囲まれた九十九島では、海が荒れて出航できないのは台風の時くらいのもので年間を通じで安定したセーリングが可能というのも強みだ。パールシーには年に数回だが飛鳥など大型客船も寄港するようになり、全国にその知名度が広がりつつある。
 気軽にヨットが体験できるこのパールシーのヨットセーリングで一般の人たちの間にもヨットの楽しさが少しずつでも広がっていけばと思う。

約1時間のセーリング
営業時間 : 毎日10時〜18時
料金 : 大人2000円 子供1000円

日没時間に合わせての
サンセットセーリングも可能
他、数時間のチャーターもできる

問合わせ先 : 0956-28−1999


ふだんは元造船マンらしい朴訥とした話し方だが、
時々意外なジョークで客を笑わせる佐々木隆弘さん


東シナ海に沈む夕陽