パラオのカヤックツアー

スキューバダイビングのポイントとして知られるパラオですが、ヨットはもちろんカヤックも楽しめます。 20100618-IMG_0145s.jpg  

海に浮かんでいるカヤックが、まるで空中にあるような感じに見えませんか。水深1~2mのところですが、海水の透明度が高いので海底にカヤックの影がクッキリ写っています。


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カヤックツアーのコースにはマングローブ林を行くコースもありますが、ぼくが行ったのはアイライ州の洞窟などに行くコースでした。パラオは全体的に石灰岩でできた島で、鍾乳洞があちこちにあります。

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これは第2次大戦中に日本海軍が水上偵察機の隠し場所として使っていた鍾乳洞です。ゼロ戦にフロートを付けたゼロ式3座水上偵察機を2機隠していたそうです。

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一見、完璧な隠し場所のようですが、干潮になると出し入れできなくなるという欠点があり、1機を外に置いていた時に米軍機に発見されて銃撃されました。これはそのプロペラで、弾が貫通した穴が残っています。

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鍾乳洞の入り口近くに沈んでいます。

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海中にはエンジンも残っていますが、65年たった今でも錆が付いていないのは高品質のアルミやジュラルミンを使っていたせいでしょうか?

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マングロープの林に入っていくと、トンネルのようになって陽射しがさえぎられ、とても涼しいです。

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陸地が海に接するところは、えぐられたようになっています。波がほとんど立たないパラオでは、潮流が長い年月をかけてこんな地形を作っていくそうです。

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海面から15mくらい上の岩には赤い塗料で描かれた壁画が見えました。ネイチャーガイドの話しでは、海面の高さは下がったり上がったりを繰り返しているそうで、この壁画は何万年だったか何千年だったか忘れましたが、海面が高かったころに描かれたものだそうです。船のように見えるけど、ちがうかな。

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たしかアジサシだということでしたが、記憶に自信なし。

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沖縄でも見かけるウミヘビ。

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ウツボカズラ、食虫植物です。20cmくらいありました。

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白い鳩を捕まえて色を付けたわけではありません。パラオの国鳥となっているビーブです。ホーホーホーという鳴き声はよく聴きましたが、滞在期間中ついに見ることはできませんでした。これはパラオのエピソン美術館のパンフレットにあった写真です。ビーブは、パラオの小学生たちの投票で国鳥に決まったそうです。パラオらしい、いい話しです。

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海岸から200mくらい上がった山の中にある石貨・ストーンマネー。ヤップ島の人たちが、わざわざ海を渡ってパラオまで来て、山中から切り出していったといいます。もちろん、最初からこんな形をしているわけではないから、切り出してから削っていくわけです。これもネイチャーガイドから聞いた話しですが、鉄器がなかった時代にはシャコ貝の殻を使って削っていたそうです。それにしてもこんな大きな、しかもババチイ石をお金にするとは、いったい何考えているんだろうと思っていました。

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ちょっとわかりづらいですが、この石貨に光をあてると透けて見えます。方解石と呼ばれる岩石で、付いている土を落とせば透き通った表面が見えてきます。カルサイトとも呼ばれ、日本でも温泉地のお土産屋などで売られていて、とくに珍しいものではありません。ヤップにはこういうものがなく珍重されたのでしょう。

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これはエピソン美術館で展示されていた絵ですが、右側の筏に石貨が載っています。ヤップまで約250マイルの海の上をこんなふうにして運んだようです。ヨットでもうまくいって2日間かかりますから、彼らのカヌーだとその倍以上の時間がかかったのではないでしょうか。ただ、雨期に吹く南西の風に乗っていけば、わりに楽に航海できたのかもしれません。

2010年06月18日:GeneralSalaku

Comments

CPさん:2010年06月19日

パラオ、憧れの土地です。
中学生のときから、教科書か何かで見た、あの丸い島々が記憶に残っています。激戦の地の名残りも日本人としては見ておかなければならない気がします。

そんなことは抜きにしても、美しい島ですね。
続編を心待ちにしています。

Salakuさん:2010年06月20日

写真では、鳥たちの鳴き声を伝えることができないのが残念です。けっこう、にぎやかなんですよ。
南北にたくさんの島が連なるパラオですが、丸い形をした島や山がある島はその北側から真ん中あたりまでで、南の方にあるペリリューやアンガウルなどの島は平坦な地形をしています。
そのため日本海軍がペリリューに大規模な飛行場をつくり、それを奪いに米軍が来て両軍あわせて2万人以上が死傷する戦争になりました。昭和19年のことですが、ペリリューではいまだに不発弾処理をしているのを見ましたから、いかに大規模な戦闘があったかわかります。

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