The Result of CQ WW WPX CW Contest 2016

日本時間2016年5月28日09:00~30日09:00まで開催されたCQ World Wide WPX CW Contestの結果が発表された。どのようなコンテストなのかは、こちらをご参照いただきたい。ともかく世界中のアマチュア無線局が参加するとってもメジャーな大規模コンテストです。弊局JG6JAVは、Single Op. Assisted Low Power ALL BANDSという部門にエントリーしていました。当コンテストは、RSTとシリアル番号を交換するもので後半になってくると数字が多くて訳が分からなくなってきます。「下釜正教さんは、3176番目。」「了解、あたなは375番目。ありがとう。」このときの相手の名前と番号を正しく記録してその数と異なる苗字の数を掛けた得点を競うみたいな感じです。実際には、「JG6JAV 599 3176」「R 599 375 TU」となります。 そもそも私はCW(モールス信号)による数字の送受信が苦手なのにかなりの高速で送信してくる局が多くて緊張しまくりです。(送信は自動ですケド)ともかく私のようなヘタレには、けっこうキツイコンテストです。でもそこのところがだんだん快感になって楽しくなってきます。(半噓)

ログ提出時の自己採点よりかなり減点されましたが同部門での結果は、世界97位、アジア14位、日本国内3位、九州では1位ということになってますが九州からエントリーしていたのは弊局JG6JAVだけでした。世界の壁は厚過ぎます。

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これ賞状のような成績証明書です。PDFなのでダウンロードするだけ。

そんなわけでこのコンテストなかなか本気参加できずにいましたがエントリーしたのは今年で2年目です。一昨年などは、後半わけが判らなくなりどうでもよくなってきて放棄してしまいました。わからなくなったら迷わずQRSです。PSEなん送信しませんQRSだけで再送要求です。そんなわけなので高速CW送信はかっこいいかもしれませんが相手が受信できないと意味ありませんからほどほどにして一回の送信だけで済ませるほうが効率がいいと思います。

ところでこの賞状のようなものですが、成績証明書みたなものでログを提出したすべての局がダウンロードできます。48時間寝るのも惜しんで無線ばかっりやっていた成果がコレです。何かのハッタリにはなると思います。各部門の上位局には盾があるそうですがそんなの邪魔なのでいりません。負け惜しみですけど。

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私の1時間あたりの交信レートはそんなに多くありません。

WPXというのは、コールサインのプリフックスのことでJG6JAVならば「JG6」がWPXです。名前で言えば苗字のようなものです。これがマルチプライヤーなのでより多くの異なるWPXをみつけて交信するとスコアも増します。他のコンテストと異なるのは、全交信の中で異なるWPXの数なのでバンド違いなどは関係ありません。日本はWPXの数がかなり豊富です。ということなので国内局ともバンバン交信した方がいいのです。DXコンテストでは、普段パイルアップになってなかなか交信できない珍局とあっさり交信できることがよくあります。そうだったのかと思った貴局もぜひ来年参加してみてはいかがですか。

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