人間をお休みしてヤギになってみた結果

 このへんてこりんなタイトルが気になってしまって予約購入していたものを読んでみました。著者であるトーマス・トゥィイツがいたって真面目にヤギになる(彼の当初の予定は象になる計画だった。)ために各方面の関係者や研究学者を巻き込んでプロジェクトを進めるという内容だ。つきあう人たちも凄いと思う。本当にばかばかしいこんなプロジェクトを自分だったらどこまで進めることができるだろうか。そもそもこんなプロジェクトなんか思いつきもしない。途中で放棄してしまいそうだ。本人も馬鹿げているという自覚はあるもののプロジェクトを進めるしヤギになるためのチャレンジを続ける。どんなことをするにしてもこんな推進力がないと前進しないだろう。写真も多く掲載されていて翻訳ではあるが軽いのりの文章は読んでいて楽しい。カチカチに思考が硬くなってしまった貴殿にもお勧めの一冊です。

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トーマス・トウェイツ/著、村井理子/訳 http://www.shinchosha.co.jp/book/220003/

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