本屋さんのダイアナ読了

 今年の目標は、未読本減らし。実際に未読本を積み上げたものと対面すると心が折れてしまいそうなのでやんわり現実から遠ざけて実行していこうと思います。

 ということで昨年7月から放置されていた文庫版「本屋さんのダイアナ」柚木麻子著を読みました。大穴と書いてダイアナと読む最近珍しくなくなったDQNな名前の読書好きな女の子とその彼女とは対象的な家庭環境で育つ同じく読書好きの腹心の友と二人の女の子の十年間の成長の物語です。子を育てるということはどういうことなのか、何を尊重したらいいのかいろいろ考えさせられるところもあります。私の場合今更どうしようもないことですけどね。赤毛のアンを読んだことがあれば面白いかもです。私も一応読んだことがあるのですが仔細忘れてしまってました。他にもいろいろな小説が登場しますが知らなくても支障なしです。読んだことはあるのですが忘れてしまっているのが殆どです。

 女の子というのは、少し面倒くさい生き物という描写もすぐれていると思います。男性諸氏も読んで損はない。


本屋さんのダイアナ紹介ページ

 柚木麻子の作品を読んだのは、「私にふさわしいホテル」(こちらはけっこうハチャメチャドタバタ)に次いで2作目(カバーの内側を見るまで気付いてなかったのは秘密です)なのですがとにかくいろいろな本を読んでいらっしゃる。しかもそれを確実に消化し血肉になっている感じがします。私の場合は、ただ読んだけな感じです。

 ということでこれは楽しく読める本だと思います。ぜひどうぞ。

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