視線あふまで青蜥蜴石にゐる/橋本美代子

 年に一度は、家の中で青くギラギラ光ったものがパタパタ動いているものを発見する。それはニホントカゲの尻尾だ。家の中に持ち込んでくるのは我家の黒猫くるみしかいない。その不幸な尻尾の主は、家の中のどこかに隠れていることが多い。みつけたらくるみに見つかる前に外に出してやっている。ということはくるみは尻尾有り状態で連れてきていることになる。彼女は捕まえたトカゲを家の中で放して遊ぼうとしていたようだ。ところが件のトカゲは尻尾を切り離してくるみの注意がそれに向いている間に逃げ果せているようだ。トカゲの尻尾切り作戦成功だ。調べてみるとこれが出来るのはトカゲの一生で一度だけらしいです。次は捕まらないようにしないといけません。

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写真は10枚あります。

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