4月28日21:00(JST)から29日21:00(JST)までJARL主催の第60回ALL JAコンテストに参加していた。今回は、先週のオール東北みたいに開始前の飲酒酩酊はなし。今年も21MHz(15m)シングルバンドで頑張るつもりだったのだけれども伝播状況すこぶるあろし。40分くらい頑張ってはみたけれども交信できたのは東京と神奈川の各1局のみ。何も聞こえないバンドでねばっても退屈で仕方がないので3.5MHz(80m)をワッチしてみた。バンド内200Hz間隔くらいでぎゅうぎゅう詰め状態でびっちり聞こえていた。暇つぶしのつもりで応答することにした。いつもはフィルターを500Hzを300Hzにしているけれどもこの設定では厳しいので250Hzフィルターにして150Hzに絞って対応した。バンド内でRUNしていた全ての局に応答した。その後隙間をみつけてRUNしてみたら応答が続いた。この時点で電信オールバンドで頑張ってみることを決意した。やけくそだ。というとで運用状況は、以下のチャートの通り。
深夜少し寝て翌早朝より再開、7MHz(40m)の応答がそこそこ続いた。さすがALL JAだ。その後14MHz(20m)以上のハイバンドを行ったり来たり。21MHz(15m)はなかなかオープンしない。15mはアンテナを南に向けたら少し交信することができた。28MHz(10m)は、沖縄の2局だけ。ALL JAで入賞するには、1000QSO以上できないと無理。交信数は先細りになるしハイバンドは開かずマルチプライヤーも増やせないまま1000QSOに及ばず終わってしまった。弊局の設備と立地条件ではこれが限界だ。なんかもう草臥れた。
コンテスト中交信していただきました各局いつもありがとうございます。
マルチプライヤー別交信数
やはり首都圏である関東が圧倒的多数。今回みたいハイバンドが沈黙してしまうとあの関東平野では、電離層反射でない地上伝播による交信ができるし50MHz(6m)の運用局も多いので有利だと思われる。長崎は、運用局も少なく首都から離れそれも端っこなのでそんな伝播による交信はまったく期待できない。国内伝播に適した電離層反射伝播状態でないと地方は厳しいのである。次回に期待したい。出来たらそれは21MHzシングルで再挑戦したいと思う。
JARL主催の国内4大コンテストのALL JAコンテストでも佐賀県をみつけることができなかった。電話には出ていたかもしれませんけど。
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